私立高校の単願や併願推薦に出願するには、通知表がとても重要です。
学校により基準は様々ですが、推薦で通知表の成績が足りない時「加点制度」があるのはご存じでしょうか?
成績が足りなくても、何か他の頑張ってきたことをプラスして基準を満たせば出願できる学校が多いのです。
以下、例として紹介します。
滝野川女子学園高校(単願・特進コース)
■出願に必要な通知表
9教科中任意の5教科で合計16以上
(例えば英語3数学3国語3美術3音楽4=合計16)
■加点制度の内容
英検・数検・漢検:3級で+1点、準2級以上+で2点
生徒会役員・委員長・部長:+2点
3年間部活継続:+1点
※加点は組み合わせ可、上限+2点
駒込高校(単願・Sコース)
■出願に必要な通知表
3科計12、または5科計20、または9科計36以上。
ただし9科中2があってはだめです。
■加点制度の内容
英検・数検・漢検:準2級以上+1点
特別活動で優れた功績を収めた者、かつ体育などで大会入賞・受賞など優れた成績を収めた者(音楽、美術、書道、ボランティア活動含む):受験相談において+1。
※加点は+1点のみ。受験相談会の参加必須。
生徒会、部活継続、大会入賞などは、
狙ってもなかなか達成できなかったり、中3になってからなんとかなるものではありません。
一方で検定系は、
コツコツと計画的に勉強すれば取得できる可能性が高く、その勉強自体が学力アップや受験準備としても有効です。
まずは検定での加点を検討してみましょう。
ちなみに加点を狙うということであれば、おすすめは漢検です。
CBT(コンピューター受験)なら北千住のテストセンターで毎日のように受験が出来、結果も10日ほどで届くので出願に間に合いますね。
詳細はウェブサイトでご確認を。
https://cbt-s.com/examinee/examination/kanken-cbt.html
漢検3級は中学卒業レベル、準2級は高校1~2年レベルとなっています。
以下ウェブサイトに過去問もあるので、一度チャレンジしてみるのもいいですね。
https://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/example.html