早稲田に合格するためになぜ数学受験しないのか?

当塾の講師西川先生から、大学受験した当時の体験談を書いてもらいました。
使った参考書や勉強スケジュールなどかなり濃い内容です。高3生はぜひ読みましょう。

目標や勉強方法は人それぞれ違います。迷ったら小林まで相談してください。

こんにちは。
僕は私大文系の数学選択という希少動物的な(笑)受験生でした。

数学を選んだ時、色々な先生から反対喰らって世界史の某H先生からは高2の時、「数学で早稲田なんて無理」とまで言われました(笑)。
それもあって逆にやる気になってか、高3当初の目標は『数学選択で早稲田合格』でした。

結果、早稲田大学社会科学部に合格することができました。
これも高校時代の先生方、特に数学に関しは僕がしつこく質問しに来ても面倒臭がりながらもちゃんと答えて、そして1年間数学を教えてくださったI先生、S先生、
そして僕をやる気にさせてくださったH先生のおかげです。
この場を借りてお礼させていただきます。

■自分が受けた学校について。
(○←合格、×←不合格)
第一志望 早稲田大学 社会科学部 社会科学科○←進学
第二志望 早稲田大学 人間科学部 人間情報科×
第三志望 早稲田大学 文化構想学部(数学のみセンター利用)  文化構想学科×
第四志望 明治大学  商学部 商学科○
第五志望 明治大学  情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科×
第六志望 立教大学  社会学部 メディア社会学科×
第七志望 明治大学  政治経済学部 地域行政学科○
以下は、センター利用。ちなみに全落ち。
・明治大学 商学部 商学科 4科目方式(・英語・国語・数ⅠA・数ⅡB)
・法政大学 人間環境学部 人間環境学科B方式
・日本大学 法学部 新聞学科(受験票が届かないという謎の事態(笑))

■受けた模試の成績、講評。後、センター試験。
マーク模試(英、リス、国(現、古、漢)、数ⅠA、数ⅡBの順)
・6月進研模試   122 30 116(51 36 29) 65 60
・7月駿台模試   129 28 103(36 35 32) 34 59
・9月進研駿台模試 156 34 110位(不明)   72 70
・12月駿台模試  154 34 145(70 40 35) 67 46

■記述模試
点数とか書いても参考にならないと思うので大雑把に講評をば。
社学に関しては1、2回D判を取った以外は全てE判でした。
偏差値は、大方全国で60前後でした。基本的に英語60、国語55、数学65。

■早稲田専の模試
・第1回早稲田プレ(代ゼミ) 早稲田社会科学部 判定E
・第2回早稲田プレ(同 上) 早稲田社会科学部 判定E
・早慶オープン(河合塾)   早稲田社会科学部 判定Eちなみに他学部もE
センター試験。
英語 150 国語 90(評18小19古18漢35) 数学ⅠA 95 数学ⅡB 63
→これは酷いwwwと自分を嘲笑うと同時に、『こんなんで早稲田受かるのかな』と思い悲しくなったのを覚えています。
ただ、センター国語≠私大国語です。センターが悪かったからと言って、それを引きずる心配はそこまでありません。

■数学選択について。
先述した通り、当初は反対されることが多かったです。
ただ、元から取り立てて苦手ではない限り、また、文理選択で悩みに悩んだ末に文系にしたという人にはオススメです。
余談ですが、僕は高1まで1度も数学のクラスが1番上のσということはありません(笑)

■数学選択の特徴について。
そのメリットの注意点、デメリットの解決策みたいなもの。
・日本史、世界史と違って一通りやるのに時間がかからない。
→ただ、その分時間をかけられるので、英語や国語で稼がなくてはならない。
・当たり外れが大きい。
→苦手分野を作らないようにしましょう。そうすれば最低限の点数は取れます。また、得意分野を作って稼げるだけ稼ぎに行きましょう。
・マイナーなのもあって学校内で同志が少ない。
→割り切るしかないです。僕も我慢しました。
・日本史、世界史を履修しなくてはならない。
→日世どちらかに興味あるなら○。古典との兼ね合いで日本史を取ることを勧めます。

■受験生活における反省点。
・友達と雑談した時間がかなり長かった。
・受かりたかった明治情コミの前に一つも受けなかったこと。

■勉強方法、及びお世話になった参考書類。
まず、受験の要である英語について。
単語についてはほとんどシス単だけでした。ただ、今思えばよくシス単だけで受かったなぁと思うところはあります。単語力がある友達は、夏休み前に出来るだけシス単を終わらせて、夏休み以降は速単や単語王に切り替えていました。そちらをオススメします。また、どうしてもシス単が覚えられない人には、シス単用のカードがあるのでそれを使うことをオススメします。僕も直前期にフル活用しました。

熟語に関してはネクステ、英頻で充分だと思います。

文法について。僕はネクステ(~5月)→英頻(5月~10月)→英文法ファイナル問題集 難関大学編(10月~直前期)とほとんど桐原に頼りきっていました。ただ、春休みや勉強合宿に安河内哲也さんの英文法レベル別問題集③とネクステを併用していました。
社学や人科は早稲田特有の正誤問題があるのでそれについて。どっちを受けるにしても両方の正誤問題を4、5年分やることをオススメします。また、使った参考書(学校でもらったものも含む)の正誤問題をやっとくことをオススメします。

長文について。
1学期は、授業・特講の予習、復習中心でした。その分、文法をあきるぐらいやりました。
夏休みに入ってやっと市販の長文をやり始めました。自分がおススメするのはやっておきたい英語長文500、700(河合塾)ですが、やはり自分に合った参考書が最適です。自分はこれらを夏休み中にやりました。あと、夏期講習の予習、復習にも追われていましたが大体こなしました。
2学期に入ると授業も再開したのでその予習、復習を同じくやりました。ただ、1学期と違うのは追加で(河合塾)という参考書を1冊やっていました。それを2学期前半で仕上げ、2学期後半はいよいよ過去問に着手しました。自分は2学期中にMARCHレベルのをすっ飛ばして2度解くと傾向が掴めるというM先生のアドバイスの下、社学の英語の過去問を5年分全て終わらせてしまいました(笑)。
あと、人科のを2年分ぐらい。…多分、段階を踏んでやっていった方がいいんじゃないかと思う節はありますが。まぁひょっとするとそのおかげで社学受かった感がないわけではないので、否定はしません。
冬期講習(とい名のセンター講習)はそこまで本気ではありませんでした(抜けてる単語を確認する、もう一度文章を再読する程度)。その分私大演習に時間を割きました。

次に、国語について。
国語については多分、僕がアドバイス出来ることは極めて少ないと思います(笑)
ただ一つだけ言わせてもらうならば、品詞分解は大事です。大鋸先生に奨められたのですが、そのおかげで劇的?に古典の力が伸びました。夏休みごろからやり始めましたが、6年に入ったらやった方がいいかと思います。
ちなみに古典単語はゴロゴ手帳を使いました。これは他のゴロゴと違って殆どが漢字とセットで覚えやすいです。315とかと意見は割れると思いますが僕はおススメします。

使った参考書についてでも書いておきましょうか。
現代文:板野(勉強合宿)、現代文へのアクセス(発展版)(夏休み)、過去問
古典:古典上達、富井の古文読解をはじめからていねいに、過去問

最後に数学について。
数学受験する以上、数学において苦手分野を作らないことです。夏休み前半までに青チャートや小さい参考書(完結型)で深く徹底的に苦手分野、および苦手ではないと思われる分野の穴を克服しましょう。ちなみにこの『深く』という意味は自分の1度解いたことのある問題を仕組み、言い方を変えれば過程を含めて理解し再び似たような問題が出てきたら解けるようにするということです。要は大事なのは復習です。復習はその日のうちに電車の中でもいいのでしましょう。そして2、3日後再び確認して定着させましょう。もちろん授業の復習、さらには予習も怠らないようにしてください。それに加えて、毎日計算は10分ぐらいでできるのでやった方がいいです。

ここで授業のノートについて。
自分のじゃなくて数学がクラス1できた人のを話します。強制する気はないですが、是非参考にしてください。
夏休み前半までに一回自分の受けるところの数学の過去問(1年分が目安)を解いてみましょう。マーチレベルの問題は割と解けるとは思いますが、早慶(少なくとも早)はなかなか難しいと思います。そこから秋以降の自分の補強すべき点を得て、対策を立てましょう。

秋以降はもう一つ上のレベルの参考書に取り組みましょう。個人的におススメなのは「文系数学の核心(Z会)」、「文系数学のプラチカ(河合塾)」です。どちらかのを完璧にすれば早稲田の問題に太刀打ちできると思います。そして、過去問演習に入ります。早大プレを含んだ色んな早稲田の問題に触れて、どんな感じなのかを確かめてください。

冬休み・直前期も引き続き過去問演習です。それに加えて今までやってきた、問題の復習をやってください。覚えたつもりでも思いのほか抜けているところがあると思うのでそれをもう一度定着し直してください。そして完璧な状態で本番を迎えてください。

最後に数学でのセンター試験について話しましょう。センター試験は数学のおいてちょうどよい指標となります。そのポイントになるのは夏休み明け、2学期終了時です。夏休み明けの時点では両方とも7~8割、2学期終了時の時点には9割取るのが理想でしょう。

数学のセンター利用について紹介します。早稲田大学文学部、文化構想学部においては本試験で数学が使えなくても地歴の分をセンターの数学で埋められます。でも合格するのに足を引っ張らない点数は96%と高いですがセンター数学に自信があって文・文構の問題が苦ではない人にはオススメです。ちなみにⅠA・ⅡBのどちらかだけで大丈夫です。もう一点。明治大学商学部は英・国・数ⅠA、数ⅡBの配点がそれぞれ100点、計400点です。センター数学に本当に自信がある人は有利なのでそんな人にお勧めします。

編集後記的なもの。
最後に受験生活とその他諸々について話しておきましょうか。
自分は家ではあまり勉強できない方だったので自習室、秋からは一時的に図書館で勉強していました。平日は8時40分とか9時まで自習室でした。ですが休日の勉強場所についてはほんとに苦悩していました。自習室に通ってたこともありましたが遠いことに加え、4時30分までと早く閉じてしまうということが嫌だったので、秋以降は図書館でやり始めましたが、環境があまりにも悪いので(そこらのおっさんの雑音があまりにもうるさかった、席がランダムに指定されるなど←環境がいい人は地元の図書館がいい)最終的には家に落ち着きましたが居眠りの多いこと・・・
僕みたいに環境が悪くて経済的に余裕があるなら地元の自習室がオススメです。ちなみに僕がこれに気が付いたのは年が明けてからでしたorz

居眠りについて。
居眠りは眠くなったら10~20分ぐらい机に突っ伏して寝るのがいいと思います。(学校に仮眠室なるものがあったらどんだけ助かったか(笑))。眠いとかえって効率が悪くなるので眠くなったらどんどん寝てください(笑)ただし1日一回まで。

睡眠時間について。
昔は四当五落なんて言葉がありましたが僕は6時間以上フツーに寝ていました。それで授業や自習時間に眠くなるのは本末転倒です。しっかり寝てください。

過去問について。
過去問は第三志望まで買いました。ただ、それも解説を見るためです。問題は東進のホームページから印刷しました。これには本当にお世話になりました。たまにないのがありますがそれは赤本で済ませましたが。解説は赤本、随時先生に教わりました。是非、活用してみてください。過去問の時期は重ねて言いますが夏休み中に第一志望をまとめて1年分やって秋以降にバラでやりました。直前期には1日1年分やりました。

娯楽について。
秋以降、毎週日曜図書館で勉強を終えた後、おばあちゃん家で飯を食べながら試合終了まで野球を見たり、夏休み中に1試合だけ野球(西武VSオリックス)を見に行ったり、帰宅途中にワンセグで録っていた番組を見たり、9月まで月1でカラオケ行ったりと結構息抜きは多かったと思います(笑)それでもいい、むしろ多少の息抜きは大事!(自分はいささか遊びすぎかな…とは思いますがw) でも、メリハリはちゃんとつけましょう。

最後に喝みたいなのについて。
秋にH先生にバリカンで丸坊主にしてもらいました。喝を入れるためです。それとハタケに丸坊主にしてもらえれば第一志望に受かるというレジェンドを作るためです。とりあえず、僕は達成しました。これを読んでいらっしゃる方にこのレジェンドに挑戦したい人がいれば光栄です。是非達成してください!そして後代にこの伝説を語り継ぎましょう!(笑)

最後に臭いですが、歌でも贈りましょうか。

負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じぬく事
駄目になりそうな時 それが一番大事

最後まで諦めないで頑張ってくださいp(^^)q

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まさか最後は歌詞で締めるとは。。。あとで恥ずかしいパターンですね。とにかく西川先生ありがとう!

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