こんにちは、足立区西新井の学習塾わせスタ、塾長の小林です。
足立区では6月に前期中間テストがあります。新中学1年生にとっては初めての定期テストですね。
今回のお話は、初めてのテスト結果が返却されて、びっくりしてしまう親御さんがとても多いという内容です。
小学校では授業に遅れてたり躓いたりすことなく、テスト(白いテスト)も80点・90点以上を取って来ていたお子さんが多いと思います。
しかし、中学生になって初めての前期中間テスト。
40点・50点以下の点数を取ってくることはよくあることです
理由として2つのことが考えられます。
理由その①
小学校のテストは100点を取らせるためのテスト、中学生の定期テストは100点が取れないテストになっている
小学生の時って結構100点取る子っていましたよね。でも中学になって『イエーイ100点!』と言ってる子はほとんどいないと思います。
要するに平均点がぐっと下がるのです。
理由その②
小学校は単元別の小刻みなテストで範囲が狭い。一方中学生の定期テストは範囲が広い。特に足立区の中学は前期後期制でテストは3か月ごとと特に範囲が広い。
小学生は週に一回くらい、単元ごとの白い紙のテストを持って帰って来ます。
テスト内容は、習ったばかりの範囲でしかもテストのタイトルに『分数の割り算』や『比例のグラフ』など丁寧に書いてあります。
小学生はタイトルをヒントに『ああ、これはグラフを使うんだな』などと予想し、よくわかっていなくても点数が取れてしまうことが多いです。
『1学期のまとめ』などというタイトルのテストが年に数回ありますが、それが少々悪くてもいつもはいい点数を取っているので目立ちません。
一方、中学生の定期テストは範囲も広く、先生が作るオリジナル。
5教科(期末は9教科)いっぺんに2・3日間で実施します。
小学生時代のようにノー勉では点が取れるわけがないのです。
結論
中学生になったばかりの親御さんにお伝えしたいのは、
『中学生は小学生時代より点数が下がって当たり前』
『正しい対策をすれば成績は上がる』
ということです。
前期中間テストはまだ小学校の復習も多く含まれます。
前期期末では新しく習った範囲ばかりとなるため、さらに点数が取りづらくなってきます。
中1の保護者のみなさん、ぜひ一緒に頑張りましょう!