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【都立高校受験の今昔】徹底比較!2021年と1991年の都立高校受験ははどこが変わった?

こんにちは、東京の下町足立区にある学習塾わせスタ、塾長の小林です。

1970年代(昭和50年前後)生まれの私たちが高校受験をしたのはもう30年前のこと。
10年ひと昔といいますから、もう3昔?も前のことですね。

最近の保護者さまはこの世代が中心。
都立高校も自分たちの時とずいぶん変わったのだなあ…と驚かれることが多いです。

私たちにとってついこの前のことに感じても、世の中は、そして高校受験は大きく変わっています。
お子様が受験を迎えるにあたり、現在の情報にアップデートしましょう。

今回は足立区を含む第5学区において、2021年と1991年の都立高校受験比較してみました。

まず2003年には学区内の高校しか受験できない制度が撤廃されており、島しょ部の一部の高校を除いてどこでも受験できます。
つまり現在は第5学区以外の都立高校も全て受験できます。

では足立区を含む第5学区の高校が今はどうなったか、偏差値は?
残念ながら母校が改名してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは見ていきましょう!


偏差値の比較

まず1991年の受験案内より、合格の目安一覧表を入手しました!
おそらく同年代は全員が目にしたことがある表ではないでしょうか?

都立高校合格の目安1991年

なんだか見たことある気がします。懐かしい。。。

次に偏差値を調べました。
左の数字が1991年、右の数字が2021年の偏差値です。

60 白鷗 62
58 上野 60
56 江北 54
56 忍岡 48
53 足立 47
49 足立西 46
49 竹台 47
47 青井 40
45 淵江 43
43 足立新田 45
43 足立東 39
42 日本橋 44
42 紅葉川中央 48 ※1994年より紅葉川高校(江戸川区)
39 京橋 52 ※1997年より晴海総合高校

※比較しやすいように、1991年は学内偏差値を都標準偏差値に直してあります。

大きな変更のあった高校

大きく生まれ変わった高校としては、
京橋高校は1997年、都立高校としては初めて総合学科として生まれ変わり、晴海総合高校となりました。
紅葉川高校中央校舎は1994年より紅葉川高校本校舎(江戸川区)に統合。
両校とも偏差値を上げています。

足立新田は当時評判が悪かったと思います。実際廃校も検討されていたようです。
しかし1997年に学系の設置や制服選択制度導入などの大改革により人気が出ました。校長先生をはじめ職員の皆様が頑張ったと聞いてます。
現在はスポーツに力を入れるなど良い評判が多いです。

偏差値の変化

忍岡、足立、青井の偏差値が大分下がってしまいました。
この辺も昔とは認識を改めた方が良いかもしれません。

日本橋、上野、白鷗はわずかながら偏差値が上がっています。

ちなみに当時は学区内偏差値というものがありました。
この第五学区は都の標準偏差値より2低いのです。

例えば、第5学区にいた私たちの認識(学内偏差値)だと白鷗高校は偏差値62ですが、都の偏差値では60です。
つまり第5学校はレベルが低めだったということです。

現在も足立区は23区の中ではレベルが低いようです。
学力が全てではありませんが、この現状は変えていきたいですね。

現在は学内偏差値はなく、都の標準偏差値のみです。
そのため上記の数値は現在と比較できるよう、都偏差値に直してあります。

さて、都立高校も自分たちの頃とと今では結構変わったなと感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
お子様が受験に挑むにあたって参考になれば幸いです。

都立高校受験でお困りの保護者さまは、塾長までお気軽にご相談ください。

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