【2021年更新】足立区は中学受験に不利なのか徹底検証!

【2021.4.26更新】

都心部にある塾の先生方とお会いすると、中学受験が熱い!という話を聞きます。しかし足立区ではそれほど盛り上がってないような。。。
当塾は中高生がほとんどなので知らないだけ?

ということで「足立区で中学受験するのって不利なのか?」を調べてみました。

中学受験する生徒が多いか少ないか

まず足立区は中学受験する生徒が多いのでしょうか、少ないのでしょうか?
目安として23区の「私立中学進学者数」から進学率を確認します。
令和2年度公立学校統計調査報告書【公立学校卒業者(令和元年度)の進路状況調査編】より

23区の平均データから。
令和元年度に小学校を卒業した生徒は61,465人。そのうち私立中学へ進学した生徒は14,345人。
つまり私立中学への進学率は約23%です。

同じく令和元年度の足立区の小学校を卒業した生徒は5332人。 私立中学へ進学した生徒は631人。
私立中学進学率は約12%でした。

23区平均 約23%
足立区 約12%

23区平均に比べると半数程度ですね。。。ついでに他の区の状況も調べてみました。

荒川区
小学校を卒業した生徒は1471人。そのうち私立中学へ進学した生徒は319人。
私立中学進学率は約22%

台東区
小学校を卒業した生徒は1111人。そのうち私立中学へ進学した生徒は311人。
私立中学進学率は約28%

まとめると、
23区平均 約23%
足立区 約12%
荒川区 約22%
台東区 約28%

足立区は中学受験に不利か?

データのように私立中学への進学率は都心に近づくほど高くなります。
いろいろな要因があると思いますが、まず通学できる範囲に私立中学が多くあることでしょう。台東区・文京区を始め、都心部には多くの私立中学があります。足立区には足立学園しかないのが残念です。

進学率が高いということは中学受験のニーズがあるということです。
その地域には中学受験に特化した良い塾があるはずです。 中学受験には有利でしょう。
保護者・生徒の意識も高く、中学受験に向けた周囲の環境も良いと思われます。

つまり、足立区は中学受験には不利な地域かもしれません。

解決策

ではどうしたらよいのか?解決策を考えてみました。

解決策① 他の区へ引っ越す

いきなりハードルが高いですが、学校目当てで引っ越す方はいるそうです。
江戸川区のある人気公立中学校では、新学期前になると周囲の物件は空きが無くなるとか。

ちなみに23区で一番進学率が高いのは文京区。小学校を卒業した生徒は1442人。そのうち私立中学へ進学した生徒は629人。
私立中学進学率は驚異の約44%!

解決策② 近隣の進学率の高い小学校に入学する

引っ越しは難しくても、これなら可能な方もいるのではないでしょうか?

足立区は学校選択制度があるので、学区域以外の学校も選ぶことができます。
平成30年度から「住所地の学区域の学校」又は「学区域に隣接する学校」のみです。詳しくは足立区のウェブサイトでご確認ください。

区立小・中学校の学区域一覧及び通学区域図

例えば当塾(わせスタ)がある西新井周辺の小学校で「学区外中学進学率」を調べてみました。

例えば関原小学校に通っている生徒は7中の学区域になる可能性が高いですが、あえて他の学区にある中学へ進学した率です。
単純に引っ越しした可能性もありますが低いと思うので、「区外中学進学率=中学受験した」と考えてよいと思います。目安になるはずです。

足立区の資料を元に集計しています。

学校名27年度28年度29年度30年度元年度学校別平均
栗原223240443034
栗北112314151115
亀田152424312524
梅島332820302527
関原11958109
年度平均1823212620
        区外中学進学率(%)

対象の小学校は、栗原小・栗原北小・亀田小・梅島小・関原小。数字は区外中学進学率(%)です。

30年度の栗原小は44%と高いですね。不合格者は区立に行くとして、クラスの半分以上が中学受験したのでしょう。

梅島小は以前から中学受験が盛んと聞きます。
栗原小と亀田小の伸びがすごいのは、西新井駅前の再開発の影響でしょう。

区平均が23%ですから、西新井駅周辺は、足立区でも中学受験率は高いようです。

最後に、保護者が希望しても中学受験するかどうかは分かりません。生徒本人の意思もあります。

しかしながら友達に影響されて中学受験をする生徒は多いです。可能性を広げるという点では小学校選びも意味はあるのかな、と思います。ご参考までに!

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